作業のコンテキストスイッチが意外と重い

カミナシに入社してから、あれこれドキュメントを書くことが多かったんだけど、その際に「コンテキストスイッチって意外と重いな」と思った。

"重い" とは?

自分が "重い" と思った部分を具体化しようと思う。

1. 脳内メモリが消失する

割り込み作業が終わって、元の作業に戻ったときに「どこまでやったんだっけ?」というのを思い出す必要がある。 さらに作業中に脳内メモリに存在していた「ここはこうしよう」みたいなものも全てリセットされてしまう。 これらを再度ロードして作業に取り掛かる必要があるので、過去に行った思考をもう一度実行する必要がある。

2. やる気が出ない

個人的にこれが一番課題だと思っている。

自分は重い作業/複雑な作業ほど、重い腰を上げて取り組まなければいけないタイプなので、 30~60分の隙間時間で作業する余地があっても、いまいちやる気が出ない。

脳内メモリを再ロードすることを考えると「このタスク面倒なんだよな・・・」という気持ちになってしまい、 さらにやる気が出なくなってしまう。

結果的にSlackを見てしまったり、最重要ではないタスクに手を出してしまったり、本来であれば30~60分の作業進捗を得られるはずが、得られない。 これが積み重なり、コンテキストスイッチが発生すればするほど、作業進捗が悪くなる。

コンテキストスイッチへの対策

なんか対策できるかなー? と思ったが、あまりなさそう。 "Slackを見る時間を決める" とか "ミーティングは連続して入れる" とか、その程度かなと思っている。

手作業でやっている業務を自動化したり、簡易化するのもいいかもしれない。 例えば "今までSlackで依頼されて、WebUI上でポチポチとアカウント追加していた作業" を "Slack で "承認ボタン" を押すだけで追加できるようにする" とか。

あとは相手のコンテキストスイッチを抑えるために、ミーティングを入れる時は可能な限り、前のミーティングと連続で入れるようにしているくらい。

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