【Apache】server-statusでチューニング

Apacheの状態を確認する時に使うのが server-status 。
ブラウザで http://IP/server-status にアクセスすることで、
Apacheの状態を確認できる。
デフォルトではOFFになっていると思う。
なので、ONにして使ってみる。

基本的に httpd.conf でコメントアウトを解除するだけ。

まずはモジュールがインストールされているかを確認する。
httpd.confに以下が存在すればOK。
LoadModule status_module modules/mod_status.so

次に以下のコメントアウトを解除していく。

ExtendedStatus On


SetHandler server-status
Order deny,allow
Deny from all
Allow from 192.168.11.224 ← アクセス可能なIPを指定する。

「Allow from」のIPを設定しないと、
誰でもアクセス可能になってしまうので注意する。


コメントアウトを解除したらApacheを再起動する。


http://IP/server-status にアクセスすると、Apacheの状態が表示される。
「Scoreboard key」という記号とアルファベットの羅列がポイント。
ここを見てチューニングする。

「R」 or「W」 が多ければ待機プロセスを増やしたほうがいいので、
MaxClients を増やす。

「.」が多ければ、ServerLimit を減らす。

「_」が多ければ、待機中プロセスが多いので、
MinSpareServers と MaxSpareServers を減らす。